キーボードを英語(US)配列に変更する

たとえ日本語106キーボードを使ってるときでも、英語配列でつかいたい--例えば、[Shift]+[;]は[:]であってほしい--そんな私とあなたのための設定方法である。

Windowsの場合、例によってレジストリで。http://yoosee.net/d/archives/2007/12/11/003.html など参照。

以下の2つを設定の上、再起動すればよい。

  • \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters\LayerDriver JPNの値を kbd101.dll にする。
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\E0010411\Layout Fileの値を kbdus.dll にする。

とりあえず前者で、英語配列にはなる。ただ、前者だけだと IME を使って日本語入力するときだけは、配列が日本語のものになってしまう。後者も設定すれば日本語やら全角記号入力も安心。

CapsLock キーの設定

巷でよくある、左[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替えたり、[CapsLock]を左[Ctrl]として使うための設定。

Windows の場合は、Scan Code Mapper を設定する: https://www.microsoft.com/whdc/archive/w2kscan-map.mspx
自分の場合は、[CapsLock]を左[Ctrl]にするので、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout
のキー Scancode Map (種類 REG_BINARY) を作成し、値を
00 00 00 00 00 00 00 00
02 00 00 00 1d 00 3a 00
00 00 00 00
とする。リトルエンディアンであることに注意。

Linuxの場合、Xorgの場合の設定は必要になったら追記しておきたい。

環境構築のためのメモ

PCの環境設定というのは、忘れたころにやってくる。概ね何らかのトラブルかアップグレードのためOSをインストールする際のことで、前の環境設定から短くとも数ヶ月、長ければ2〜3年は経っている。すると、「いつもの環境作るのにどうするんだっけ?」と毎度ぐぐるはめに。

まあ、たまにしかないので、それでも問題ないのだけれど、どうせ無駄にはてなダイアリーを使ってるんだからここにメモしておこうと思い立ったので記しておく。

Btrfs を試してみる

次世代のLinux上で使えるファイルシステムとして期待したいbtrfsを試すメモを記す。
ファイルサーバとしてサーバマシンを使いたかったのだが、VMを上げる都合でサーバ用OSにLinuxを選んでしまっている。ところが、使いたかったZFSLinuxでは使えない。いや、厳密にはfuseでできるらしいが。そこで、他のモダンなファイルシステムを試したいということで btrfs を試す。環境は Arch Linux である。

まずは情報収集から。本来は LKML なんぞウォッチしながら使うのが正解なんだろうが、ちとめんどいので、ぐぐりながら体当たりしてみる。Btrfs Wiki なるものがあるので期待……と思いきや最終更新が数ヶ月前だったりする。が、きっと手順的なところは変わらぬと想定して参考にした。

現在 btrfs はメインラインに入っており、かつ、 Archlinuxでは btrfs がモジュールとしてビルドされているので、あとは btrs-progs を入れれば使える。10月15日現在、btrfs-prog は AUR 入りしているので、 yaourt を使えばさくっと入る。

プログラムの準備ができたら、ディスクの準備へ。まずは使用したいディスクを用意する。自分の環境では /dev/sdb, /dev/sdc だ。
早速 mkfs する。RAID にしたかったので、メタデータ、データのプロファイルとして raid1 を指定する。

> # mkfs.btrfs -m raid1 -d raid1 /dev/sdb /dev/sdc

準備OK、早速マウントしてみる。どうやらマウント対象のデバイスとしてどっちを指定してもよさげ。自分の環境では /mnt/btrfs にマウントしてみた。

> # mount -t btrfs /dev/sdb /mnt/btrfs

今後は btrfsctl なんぞで遊んでみたい。

インストール記

Linux のインストールメモ。

まずはdistroを決める。
程々に小さくて、FreeBSDに慣れた人間と親和性が良い、程よくお気楽にアップデート可能、以前(約2年前)にいじったときの印象はかなり良かったなどの理由で Arch Linux に決定した。

LiveCDで起動してさくっとインストールしようとしたが上手く行かず。
USBのドライブから起動するのだが、grubから進めず。USBメモリから起動の起動も試みたが、USBメモリを挿して電源を投入するとBIOSの画面でフリーズする。これはひどい

仕方ないので他のLiveCDで起動して、それを利用してファイルシステムgrubの準備をした上でインストールすることにした。
手順は http://wiki.archlinux.org/index.php/Install_From_Existing_Linux を参照しつつ、Software RAID (md) を使いたいので少々アレンジする。ちなみに今回はSLAXを使用した。手元に650MBのCD-RしかなかったためKNOPPIXはアウト。

  1. fdisk で /dev/sda, /dev/sdb のパーティションを切る。パーティションのシステムタイプを fd にしておく。
  2. RAIDにするパーティションを指定: mdadm --create /dev/md1 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda1 /dev/sda2
  3. そして mkfs する。/boot は無難な ext3 に、/ は xfs にした。理由は?何となく。

まず、grubをインストールするところで嵌る。
"The file /boot/grub/stage1 not read correctly" というエラーが発生した。どうやらGrubのインストール先に ext2/ext3 を使う場合 inode サイズは 128 でなければならぬそうである。そこで、改めて mkfs.ext3 -I 128 /dev/sda1 のように指定して作る。
再起動後またも躓く。
起動しようとすると、"Error 2: Bad file or directory type" なんて言われて起動できない。Grub から boot する kernel を置く ext3 ファイルシステムの inode サイズも 128 でなければならぬそうである。

今日はお休みで

唐突だが、はてなユーザはオタ度が高いのではないかという印象を持っている。シンタックスハイライトのついたpreが使えるのは、はてなだけ?とすると、もっともらしいな、と思った。
それはさておき、この記法は面白いのでもう少し遊んでみたい。が、ネタなし。

全く関係ない話に変わる。4年前だったか、学部生の頃、当時は学生は端末室の端末を使ってSunのサーバにログインして演習をやっていた。そのサーバでなんとなく ps だったか w だったかを実行した時、博士課程の先輩であるTA某氏が入っていたのだが…

vi a.out

当時の筆者には衝撃だった。当時使っていたサーバはSolaris 8 だったので多分ELFだ。もし1から書いていたとしたら恐るべし。

  / ̄ ̄\ 
/   _ノ  \ 
|    ( ●)(●) 
|     (__人__)    いじるにしても、bvi 使うだろ…
|      ` ⌒´ノ     常識的に考えて・・・ 
. |         } 
. ヽ        } 
  ヽ     ノ        \ 
  /    く  \        \ 
  |     \   \         \ 
  |    |ヽ、二⌒)、          \

ともあれ、この学科にはこんなすごい人が居るのかと驚いたものだ。当時はまだ自分自身が専攻、学科の中でも最下層という事に気づいていなかったし。