Btrfs を試してみる

次世代のLinux上で使えるファイルシステムとして期待したいbtrfsを試すメモを記す。
ファイルサーバとしてサーバマシンを使いたかったのだが、VMを上げる都合でサーバ用OSにLinuxを選んでしまっている。ところが、使いたかったZFSLinuxでは使えない。いや、厳密にはfuseでできるらしいが。そこで、他のモダンなファイルシステムを試したいということで btrfs を試す。環境は Arch Linux である。

まずは情報収集から。本来は LKML なんぞウォッチしながら使うのが正解なんだろうが、ちとめんどいので、ぐぐりながら体当たりしてみる。Btrfs Wiki なるものがあるので期待……と思いきや最終更新が数ヶ月前だったりする。が、きっと手順的なところは変わらぬと想定して参考にした。

現在 btrfs はメインラインに入っており、かつ、 Archlinuxでは btrfs がモジュールとしてビルドされているので、あとは btrs-progs を入れれば使える。10月15日現在、btrfs-prog は AUR 入りしているので、 yaourt を使えばさくっと入る。

プログラムの準備ができたら、ディスクの準備へ。まずは使用したいディスクを用意する。自分の環境では /dev/sdb, /dev/sdc だ。
早速 mkfs する。RAID にしたかったので、メタデータ、データのプロファイルとして raid1 を指定する。

> # mkfs.btrfs -m raid1 -d raid1 /dev/sdb /dev/sdc

準備OK、早速マウントしてみる。どうやらマウント対象のデバイスとしてどっちを指定してもよさげ。自分の環境では /mnt/btrfs にマウントしてみた。

> # mount -t btrfs /dev/sdb /mnt/btrfs

今後は btrfsctl なんぞで遊んでみたい。